はんせいぶん
きょうおくさんをなかしてしまった。
おくさんがきづかずぼくの洋服をふんでいたのでかのじょの足首あたりをぺしぺしたたいた。
どうもぼくがねおきでひじょうにふきげんなかおにみえたこともあってつられておくさんがおこる。
こっちはこっちでじぶんのふくを踏んだままおこりだすおくさんにりふじんさをかんじる。
おたがいのいかりがちょうてんにたっするすこしまえにおくさんがふくを踏んでいることにきづいてひきさがる。
ぼくも服がふまれている状況がなくなったのでおさまる。
が、ねおきなのでふきげんなかおはかわらない。
おくさんはじぶんのひをみとめてしゃざいしてくれる。
ぼくはいいよいいよだいじょうぶといいながらもまだまだねむくてふきげんなかおがなおらない。
で、おくさんがなきだしちゃった。
「きみがそんなにおこることないからこわくなって…」
とりあえず涙ふいてあげてなんどかハグしておちつかせておくりだした。
ふだんつよきなひとだけどちゃんとあつかいをていねいにしてあげないとダメだな、と。
いじょう、はんせいぶんでした。